10/3/3 第367号 次世代の大型素材「α-GPC」


新分野“コリン”補給が脚光、ブレインヘルスからスポーツまで幅広く対応

 α‐GPC(GPCとも呼ばれる)は、コリンの前駆体で母乳などに含まれる成分である。神経伝達物質前駆体として作用し脳機能の改善に役立つことが知られている。海外では知的機能障害などに対する医薬品や、ブレインヘルスやスポーツサプリメント素材として実績がある。米国食品医薬局(FDA)ではコリンを積極的に摂取することを推奨しており、コリン含有食品やダイエタリーサプリに栄養素含有強調表示を承認していることから、米国ではα‐GPCの需要が急激に増加した。日本でコリン補給という認識はまだ無いが、新しい訴求分野として今後、国内でも普及していくと予想される。これまで日本では個別で食品としての認可を取得して流通してきた。昨年の食薬区分でHMBと同様に食品(非医薬品)リストに収載され、今年2月5日付で食添個別審査とする通知が出された。主な原料メーカーは、三生医薬、日油、研光通商が供給している。今後コエンザイムQ10、α‐リポ酸、L‐シトルリンに続く次世代の大型素材として有望だ。


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